3歳児を子育て中の20代の在宅ワーママです。
摂食障害と産後鬱を克服。神経質で新しいこと好き。
ストレス過多をやめて「自分軸で幸せに」なることが目標。
心と体に優しい生活を送る方法を発信しています。
摂食障害(過食嘔吐)でした
14歳の頃にダイエットを始めて拒食→過食→過食嘔吐を経験してきました。
相談できる相手はおらず、
親にも理解されず怒鳴られ、隠れて過食嘔吐し続ける日々。
体脂肪率1桁ウエスト50cmになってもまだ痩せなきゃと思っていました。
10年以上経ち、多少の波はあるものの過食嘔吐の衝動を無くすことに成功したので
何回かに分けて伝えたいことをまとめます。
一番大事なこと。摂食障害になった自分を責めるのをやめる
自分が弱いからと思わないでください。
摂食障害になる原因には、家庭環境や価値観、体質が大きく影響しています。
そんなストレスいっぱいの中で、摂食障害には「ならざるを得なかった」んです。
むしろならなかったら死んでいたかもしれない。
摂食障害で一時的にでもストレスを発散して何とかギリギリで生きてきたんだから。
でも、自分の力でしか克服できない
摂食障害になった原因は間違いなく自分以外にあるけれど、治せるのは自分しかいないです。
「医者が治してくれよ」「親がやめろと言ったから」「体に悪いと言われたから」
と考えているうちは100%治りません。(10代の頃は私もそう思ってました)
自分で「こんな人生を続けるの嫌だ」と心の底から思うのがスタートです。
思考を1つずつ整理していきます。
なぜ「こんな人生(=摂食障害)続けるのが嫌だ」と思うのか
具体的に書き出してみると分かりやすいです。
摂食障害を克服するにあたって、「痩せた体」でいることはできないので
それでも治したい!という理由が必要です。
私はずっと漠然と「治したいな~」と思っていたので10年以上かかってしまいました。
まだ絶対に治したい理由がないなら、無理に克服させない方が良いです。
食欲をただ我慢して結果更に悪化する可能性が高いです。
なぜ痩せてないといけなかったのか
どうして痩せていることに価値があると思うのか、考えてほしいです。
・痩せていると周りの態度が違うから
・痩せていると心配してもらえるから
・太っているのがみっともないと思うから
SNSでは痩せている人ばかり賞賛されて、みんな痩せているように見えるから
難しいけれど、この考えを捨てないといけません。
じゃあ、痩せていない人は全員惨めなのか
そんなことはないんですよね。
体型関係なく素敵な方っていっぱいいる、と知ったのが私の中では大きかったです。
私が痩せにこだわっていたのは「自分が空っぽだから」でした。
痩せていると周りの態度が違うのも、自分に自信がないから真に受けてしまうんですよね。
自分自身が自分のことを好きでいて、価値があると思っていれば、態度を変えるような人間に何と言われようとここまで落ちることはなかったんです。
自分の中身に「自分にも人に誇れるような素敵なところが1つもない=何も自信がない」から、
パッと見で分かりやすい体重にとらわれて躍起になっていたなと気付きました。
人の体重で態度を変える人の方が惨めだし、そんな人に言われたことに落ち込んで、
安い見切り品のお菓子や菓子パンを買い占めて泣きながら食べる方がよっぽど惨めだったなと今では思います。
痩せたままでは克服できない
栄養不足のままだと身体が危険信号で「食べたい」となるのは当たり前。
30kg代キープして過食嘔吐克服!とかSNSで見るけど嘘です。多分その方は治ってません。
まずは身体を健康に近づけることが必要なので、ガリガリな身体は手放すしかないです。
身体の栄養補給を最優先しましょう。
過食する人の食事内容の特徴
糖質と脂質しかとっていない。これに尽きます。
タンパク質と野菜をモリモリ食べる過食嘔吐の人はほぼ見たことないんですよね…。
砂糖は依存性があって一時的に幸福感を与えてくれるので、もっと食べたい!となるんです。
長年の過食嘔吐で血糖値が爆上がりしてそのあと急激に下がるを繰り返し、
低血糖になりやすい体になってしまっているのでなおさら毎日砂糖を欲する状態でした。
(今も低血糖は治っていませんが…。)
少しだけ変えてみる
吐いてしまっても大丈夫。ちょっとだけ「バランス」を考えましょう。
菓子パンを食べる前に、
・サラダを食べてみる。
・野菜スープを飲んでみる。
・低脂質な肉魚、卵を食べてみる。
・ビタミンのサプリを飲んでみる。
どれでも構いません。
その後スイッチが入って過食になっても、無駄にはなっていないので大丈夫です。
いきなり過食をやめる!のは1番不可能なことだと思います。
(明日からやめる!で私は何度も失敗してます…)
ほんの少しずつ、修正していくしかないです。
長くなるので明日に続きます
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